やらないことを指示する必要性

中学生の生徒さんに、英語は文法問題と英作文の問題を解くこと、数学は証明問題を解くことを宿題として出しました。
提出された宿題ノートには、ノートまとめをしたページが並んであります。
英文法の説明を写したもの、合同の定義を写したものがありました。

ノートまとめは成績向上にあまりつながりません。
アウトプットをすることで、覚えたことを思い出そうとしたり、考えようと頭を動かしたりしますから、問題を解くことで成績が上がります。

教える立場として私がすべきことは、「ノートまとめは時間と労力が奪われるからしない。演習と解き直しに集中する」とやることとやらないことを分けて細かく伝えることだと感じました。