冬休みの6日間で単語暗記の会を行いました。
朝8:30〜8:55の25分間で、休み期間中に良い生活リズムを保つのにも良かったと思います。
最終的に6日間で240個暗記できました。
本当は300個進める予定でしたが、定着度を重視しました。
以下、概要です。
使用テキスト:でる準パス単 英検準1級
対象:英検準1級を目指すレベルの小5〜高校生
対象を小5以上としたのは、小学校低学年生には準1級レベルの単語帳には抽象的な言葉が多く、母国語でも意味を理解するのに時間がかかるからです。
準1級を目指すレベルとしたのは、2級に合格するまでに単語を暗記した経験があると思われるからです。
単語暗記の方法です。
このようなスライドを使い、隠したところを1つずつ出す形にしました。

1. 見ながら英→日で2回言う
2. 隠しながら英→日を3〜5回 最初は1単語2秒でめくる、最後は1単語1秒
3. 隠しながら日→英を3〜5回 時間は同上
この方法で20分で60語暗記しました。
日にちごとの進捗です。
1日目…1〜60個目 1回目学習
2日目…61〜120個目 1回目学習 1〜60個目の復習で1周
3日目…121〜180個目 1回目学習 61〜120個目の復習で1周
4日目…1〜120個目 2回目学習 定着度アンケート、質問コーナー
5日目…121〜180個目 2回目学習 確認テスト
6日目…181〜240個目 1回目学習
「学習」の1回目、2回目は上記の手順で学習することを指します。
「復習」は、英→日、日→英、1回ずつ通すことを指します。
全く覚えられない状態、ペースについていけない状態の生徒さんを残さないよう、4日目に定着度アンケートを実施しました。
それが良かったと思います。3〜6割の定着度の生徒さんが多く、2回目の学習をすることにしました。
1周の復習より、2回目の学習でしっかり6〜8回、回した方が効果的でした。
単語の会を終えた後、このようなことが分かりました。
・20分で60個は丁度良いペース
・1回目の学習で5〜6割定着
・2回目の学習で7〜8割定着
・授業後と寝る前に復習した方は定着率9割以上
・みんなで覚える方がやる気が出る
一人だと毎日コツコツ覚えられない、学習してもテスト前になんとなく覚えて5割ほどの定着率でなかなか成長しない、という悩みが多いです。
それを解決し、集中したら20分60語というハイペースで暗記できること、日にちを空けず繰り返すことで定着率を高められることを伝えられたと思います。
慣れると20分で100個覚えられるようになります。
参加された皆さんは、高校の期末試験の単語の範囲は300個だから徹夜した、などということはもうないはずです。
1〜2時間で300語覚えられるようになりました。もちろん復習は必要ですが。
小中学生の方も、1日10個や週に30個の枠におさまらず、一気に暗記し、急速に伸びる感覚を知っていただけたら嬉しいです。
今後、理科社会でも暗記は必須ですし、将来何らかの資格試験を受ける際も必ず暗記することがあります。
みなさんが暗記は得意だと自信を持って言えるよう、引き続き暗記の会を実施したいと思います。